この記事では、「おまえは何を言っているんだ」の元ネタや意味について詳しく紹介します。
おまえは何を言っているんだとは
「おまえは何を言っているんだ」とは、クロアチアの格闘家ミルコ・クロコップ選手が2004年総合格闘技「PRIDE 男祭り」の大戦前のVTRにて発言した言葉です。
英語では「What are you saying」と言っています。
この言葉は対戦相手であるジョシュ・バーネット選手に対しての発言です。
ジョシュ・バーネット選手はミルコ・クロコップ選手に対して対戦前の煽りVTRにて「北斗の拳」の主人公ケンシロウが敵を倒した際の決め台詞「お前はもう死んでいる」を真似し煽りました。
しかし、当のミルコ・クロコップ選手は「北斗の拳」を全く知らなかったため何を言っているのかが分からず冷めた顔で「お前は何を言ってるんだ」と言い返します。
ジョシュ・バーネット選手について
出典:UFC JAPAN
対戦相手のジョシュ・バーネット選手はアメリカ出身の格闘家で無類のアニメ好きでも有名です。
日本に立ち寄るときは秋葉原や中野ブロードウェイにフィギュアを買い求めに行くことが多く「世界最強のオタク」と呼ばれています。
好きなキャラクターは「北斗の拳」のケンシロウ。過去入場曲には北斗の拳OPテーマを起用するほど熱狂的なファンです。一方で「ドラゴンボール」については「強さに際限がなく、現実的でない」などなかなか辛辣なコメントをしています。
「お前はもう死んでいる」以外にもケンシロウが兄であるジャギに対して発言した台詞「きさまには地獄すらなまぬるい!」を用い「ミルコ、きさまには地獄すらなまぬるい!!」と煽っていますが、こちらもミルコには意味が全く伝わっていません。
試合もミルコ・クロコップ選手の圧勝で、ジョシュ・バーネット選手は散々な結果となってしまいました。
ネットでの使われ方とは
ミルコ・クロコップ選手が冷めた顔で発言した「おまえは何を言ってるんだ」は、ネットを中心に異常な言動をした人に対してマジレスする際に使用されています。
何を言っているのか分からない場合に使うというよりは、「皮肉」や「冷笑」を込めて馬鹿にする際に使う場合が多いです。
まとめ
今回は「おまえは何を言ってるんだ」の元ネタと使い方について詳しく紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。